ベンゾジアゼビン系の睡眠薬の効果と不眠となる性格

ベンゾジアゼビン系の睡眠薬は抗不安薬と同じ成分から作られているので、副作用などのリスクが従来の睡眠薬に比べると少ないというメリットがあります。不安な気持ちやストレスによって不眠になっている患者に対してベンゾジアゼビン系の薬を投与すると気持ちが穏やかになるので、マイナスな感情が少なくなります。不眠症の患者の特徴としては眠りにつく時に嫌なことを思い出したり、不安な気持ちに襲われることが多いので、ベンゾジアゼビン系の睡眠薬で気持ちを落ち着かせることで安心して眠れるようになります。従来の睡眠薬は依存性が非常に高かったことや、大量に服用することで呼吸中枢が麻痺するなどのケースがあったために、現在では特別なケース以外では処方されなくなっています。ベンゾジアゼビン系の睡眠薬はおだやかな効き目なので服用するときに感じる不安も少ないので患者が飲みやすいのが特徴ですが、依存性に関しては弱いとされているので、眠れるようになったら服用を中止することができます。不眠になる性格としては細かいことを考えすぎて不安になるタイプや、ヒステリーを起こしやすいタイプの人などがありますが、考えすぎる性格が直接不眠に関係することはないので、これらの性格は一時的な不眠を起こすことがありますが、不眠症になるリスクが高いとは考えられていません。不眠症とは何日も継続して眠れない日が続くことで仕事や社会生活に支障をきたすもので、仕事などについての考え事をして眠れなくても仕事が完了した時に眠れるようになれば不眠症ではありません。高齢者の場合は昼間に活動しないことで眠れなくなっているだけなので不眠症として睡眠薬を処方する必要はありません。