睡眠薬の致死量と依存について

睡眠薬とは不眠症や睡眠が必要なときに用いる薬です。睡眠時の緊張や不安を取り除き、寝付きを良くするなどの作用があります。
自殺などで使われるなどと思われがちな薬ですが、睡眠薬は大きく五つに分けられており一般的に処方されるバルビーツ系は脳全体の神経を鎮める効果があります。これは致死量がグラム単位になっており、間違えれば死に至りますが死ぬよりも前に筋肉が溶けて合併を起こしてしまう可能性が高いとされています。ベンゾジアゼピン系も良く処方される薬ですが、致死量に至るためには何万錠という量が必要となります。非ベンゾジアゼピン系はノンレム睡眠を増加させることが可能で、メラトニン受容体作動薬やオレキシン受容体拮抗薬なども身体の眠くなる力を高めるための睡眠薬ですので致死量に至るまで飲むのは難しいとされいます。
このように自殺などには向かない薬で、飲み続けると耐性ができてしまい依存してしまうことになってしまったり、死のうと思って一度に大量に摂取してしまうと脳の機能を麻痺させるという働きのため、人工透析や半身不随のリスクがあることはもちろん、依存症になってしまったり、幻覚に苛まれることになるケースもあります。
また、依存症だけではなく飲み続けることによって急性毒性や死亡リスクの増加、うつ病リスクの増加やがん、認知機能や事故などのリスクが高まってしまいます。
このようなリスクを高めないためには、不安やストレスなどを解消し、毎日運動を行ない、午後6時以降にカフェインを取らないようにする、入浴して身体を温め、就寝1時間前にはゲームやパソコンなどを行なわず、眠りやすい環境を作るなどの眠るための状態を作ることも大切です。